駄菓子屋楽校 | 西田書店~本屋には新しい人生が転がっている~

駄菓子屋楽校

2004年中越地震のとき。

12月末からの約2ヶ月半。

片道2時間半。往復5時間。

電車に揺られ、川口町を目指した。


膨大な時間があったので、

本をよく買って読んだ。


その中の1冊がこれ。

「駄菓子屋楽校」(松田道雄 新評論)


山形県の中学校社会科教諭だった

松田さんが大学院で研究した

駄菓子屋という地域コミュニティ。


それを取り戻す手段として、

遊びを軸にした地域住民と子どものコミュニケーションの場が

「駄菓子屋楽校」だ。


98年ごろから

山形市で取り組みがはじまり、

今では全国各地で行われている。


巻も2005年からだがしや楽校というイベントを行っている。


この本がすごいのは、

駄菓子屋をコミュニティの機能として分析し、

それを取り戻す具体的な手法を提言しているところだ。


地域の大人との人間関係をもう一度取り戻す時期にきている。

駄菓子屋楽校 輪読会版―あなたのあの頃、読んで語って未来を見つめて/松田 道雄
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「駄菓子屋楽校で地域がつながる、地域が変わる。」